ネットワークビジネスの真実(4)―誰でもできるのワナと向き不向き

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こんにちは、静かな法律家のブログにようこそ。

今回も、前回の記事につづき、ネットワークビジネスについての解説です。

今回は、ネットワークビジネスのメリット、デメリット(リスク)をわかったうえで、
それでもやりたいと思う人に向けての記事です。

すなわち、星の数ほどあるネットワークビジネスを選択する際の、着眼点について。

「このネットワークビジネスだけは大丈夫」
「今回こそ」

の危険。

これまで、話を聞いてきた中でわかったことがあるので、備忘として書いておきます。


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ネットワークビジネスの最大のリスク

前回の記事では、ネットワークビジネスの2つのリスクについて

話しました。

もっとも、ネットワークビジネスをしようとする人は、

このネットワークビジネスは他とは違う。ほとんどの人が稼げている。

やることが簡単。営業がいらない。楽して稼ぐにはこれしかない!

と思っています。

こういった気持ちになった時に、第3のリスクを思い出してください。

それは、

本当に稼げる仕組みがあるのか?

という点です。

考えてもみてください。

どんなにいい商品でも、5万円、10万円のものを簡単に買おうとは思いませんよね?
月会費1万円のサークルに入るのは躊躇しますよね?

少なくとも、即決はしないんじゃないでしょうか。

MLM(ネットワークビジネスのこと)では、

入会金として5,10万円(または商品購入費)
月会費として最低月1万円くらいはとられるところが多いと思います。

大手のMLMの相場はもっと高いでしょうね。入会のときに20万円というのも
聞いたことがあります。

MLMは、

・物を売る

・ビジネスの会員権を売る

の2本柱で成り立っています。

つまり、営業です。

 

営業は、ふつうは、誰でもできるわけではありません。

全員がほしがる商品を売るのでもない限り・・・

そのMLMは、何を売っていますか?
営業活動は、サポートされますか?

楽に稼げる方法なら、なぜそのMLMは勧誘するのでしょう?

 

自分が稼げる仕組みがあるか、もう一度考えてみてください。

 

自分が稼げる仕組みがない場合

確実に稼げる仕組みやサポートが用意されていないようだ、ということが
分かった場合でも、MLMをしていい場合があると思います。

それは、

MLMに支払うお金を、自分の教育代として使ってもいいと思える人に
出会えた場合です。

ただし、人を見る目がちゃんとある人でないと、

騙された、というオチになりかねません。

新しいMLMの話

それでも、このMLMは新しいビジネスモデルだから大丈夫?

 

そもそも、どこが新しい点なのかいえますか?

新しいビジネスを見つけたそのMLMの代表者は、
以前は何のビジネスをしていた人ですか?

以前のビジネスと今のビジネスは、どこが違いますか?

その違う点は、本当に新しいと言えますか?

あなたの顧客は、その新しさに価値を感じると思いますか?